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ブログを書くと仕事の問い合わせがきます。正確には自分のオウンドメディアを持つということ。
私もフリーランス時代、最初にはじめたのはブログでした。そこで、自分の考え方だったり、制作実績や、自社サービスのこと、技術に関することなどを書くことで多くの人に見てもらえるようになり、仕事の問い合わせがくるようになりました。
もちろん、ブログつくるだけで問い合わせがくるとはいいませんが、努力すれば問い合わせがくるようにできますし、費用をかけずに集客するにはオウンドメディアの構築が必須です。特に個人だと自分のカラーをだしやすいため、それが作りやすい。
知り合いからの紹介以外にも新規のお客さまをとろうとした場合、営業をかけるしかありませんが、自分から営業をかけるよりも、仕事をお願いしたいと思わせるような仕掛けを作っておくべきです。
ネットがこれだけ普及している今、調べれば情報は溢れています。それは、営業をかけられるよりも、自分で選びたいお客さまが増えていることを意味します。
だからこそ、電話営業、訪問営業するのはナンセンス。効率が悪すぎます。既に自社プロダクトがあって、営業して売れればそれで利益が上がるのなら、電話・訪問営業でももとがとれるでしょう。営業にかかる時間よりも、売れれば利益がでるからです。ただ、例えばWeb制作の場合、そこから制作を行わなければならず、営業のコストを考えれば、旨味があるとはいいきれません。
また、もしそれで仕事がとれたとしてもお客さまとのスタンスが崩れがちです。どうしても、お客さまの方が上にたって仕事をあげたんだから、という立場になりやすく、値交渉だけでなく、成果物に対しての意見もでやすくなります。
このようなことから、仕事をとるよりも、仕事を頼まれるような環境を自らで作りだしたほうがいいはず。
そのためには、ブログ(オウンドメディア)の構築が必須というわけです。
まず、ブログを書けば検索エンジンから入ってくるユーザーが増えます。そこで、あなたのことを知って問い合わせしてくる可能性も増えます。これは、記事が増えれば増えるほど、その可能性は高くなります。ただし、記事内容については自分の仕事に関することに徹します。日々の日記や、全く関係のない話題では集客できたとしても、仕事にはつながらないからです。ポイントは自分が書きたいことではなく、読み手が読みたいものを書くということ。
ブログを書くことで、自分の人間性、仕事に対する考え方を知ってもらうということ、また自分の知識がどのくらいあるのかをPRすることができます。特にフリーランスの場合、仕事内容よりも信頼している「その人に頼みたい」というお客さまも多いはず。
はっきりいってとても労力のいることです。内容の濃い記事を最低でも100件以上書き、継続していくことが求められます。しかも、最初のうちは全く反応がありません。暗闇で大声をだしても何も反応がないのと同じこと。それでも地道に続けていきます。
ただ、ブログを書くには他にもいいことがあります。ブログを書くには勉強や経験など、大量のインプットが必要になり、自分の成長にもつながるということです。人の数だけ考え方や、やれることがあります。情報をだしていくことで、自然と自分の価値観が近いお客様と結びつけるようになることでしょう。